きょうはおふくろの命日。
4年前、85歳で逝った。
その1年後の命日に兄が倒れ、後を追うように逝った。
きょうは仕事。朝から雨。
気温は3℃。というのに山桜が咲いている。
季節は変わらず訪れる。誰がいなくなっても。
「かけがえのないものなどいない!」と諭すように。
冷たい雨に打たれ、山を見ながら母、兄を思う。
ちがう、ちがう!
母は唯ひとり!兄も唯ひとり!
いても、いなくなってもかけがえのない唯のひとり!
「今頃二人してどこかで花見でもしてるんかなぁ」
帰宅すると遺影の前に昨日お土産に買ってきた「ういろう」が置いてあった。