かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

霰が降った日

雨の翌日は冬型の気圧配置になり、季節風が強まることぐらい判ってはいたが、
天気予報は晴マーク。
それを信じた私がうかつだった。

朝は快晴だった。
アトリとカワラヒワの混群が枝に止まったりしていた。



山はみるみる暗くなり、強風が身体を揺らす。



とうとう霰(あられ)が降ってきた。



これじゃなーんも見えねえ。



予報を信じた私は
傘もなく、合羽もなく途方に暮れるだけだった。

冬は嫌いだ。

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