かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

冬の野鳥観察会

昨日は例会。
「美しい摂津峡の緑を守る会」と「もり・あお・くらぶ」の共催の野鳥観察会。
今年で14年目になる。
萩谷総合公園」が造成中の頃、開園で山の鳥がどのように変わるのか、モニタリングしてみようと始まった。でもそれほど大げさなものではなく、鳥を見て楽しもう!というもの。
子供を含めて22人の参加はちょうど良い数。多すぎると収拾がつかなくなる。

出発してすぐに子供らの姿が見えなくなる。先に行って鳥を追い散らかす。子供は「やんちゃ」なもの。
雨上がりの道は滑りやすい。坂道の途中でジョウビタキを観察。



公園内の人工川にヤマアカガエルの卵塊。I先生によるとここ2,3日に産んだらしい。



シメが愛想良く出てきてくれた。全員確認。



公園内でシロハラツグミセグロセキレイを見る。
Tくんが持参の大きな図鑑を広げて確認中。今年の子等は熱心やねえ。

私たちが子供の頃は、先生と一緒にアウトドアなんてありえなかった。
いつも友達らと遊んでいた。それが普通だった。だから何処に行けば何がある、かは分かっていたが、その名前や知識とかは分からなかった。
あの頃、一緒に遊んでくれる「先生」に出会っていたら、もっと良い「大人」になっていたかもしれない。君らは幸せ者だよー。



林道脇にクチベニタケ。頂部の口が開いて星型の「口紅」が出てくる。日本では普通に見られるが、世界的には珍種。



食後は小雨まじりで芥川沿いを歩く。
橋の上からダイサギを見る。肉眼でも十分見えるのに子らはスコープを操る。偶然なのか「入った!」と喜んでいる。
カルガモオナガガモコガモタヒバリカワセミを見た人も。



民家の屋根にツグミも。



結局33種はすこし少ない。猛禽、ルリビタキ、ベニマシコなどが出なかったせいか。
子供らは楽しめただろうか?
鳥を見る楽しさを少しでも味わえたらそれで十分だ。

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