かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ルリビタキは難しい?

近くの散歩道でルリビタキに会った。
道端の枯木に止まってじっとしている。
撒き餌も何もしていないのに。餌をねだっている?まさか。



♂の成鳥だろう。
この青色になるのに3年はかかるというが、本当かどうか。
ヒタキの仲間は目が大きくて可愛く見える。
特にルリビタキの成鳥♂は青く、バードウォッチャーに人気がある。

野鳥に〇〇さんと敬称をつける他人がいるが、私は付けない。
ルリビタキのことを「ルリビ」と省略する他人がいるが私はしない。
ちゃんとした名で呼んであげよう。

このルリビタキ、ちょっと手ごわい。
雌雄で羽の色が違うのを雌雄異色というが、生物界で言う「性的二型」(生物における多型現象のひとつで性別によって個体の形質が異なる現象)にあてはまるのだろうか?
ルリビタキも雌雄異色で、♂は青く、♀は地味なオリーブ色。
しかしそれは成鳥の話で、若鳥はややこしくなる。
特に若鳥♂は成鳥♀に酷似していて、脇腹の橙色濃淡や肩羽の青味が識別ポイントとなるそうだ。若鳥♀も成鳥♀と微妙に違うらしい。

で、その識別ポイントが私には判らない。
何度も♀タイプに出会っているが、いまだにいまひとつ。
下のふたつはどうなのか。
これは肩羽が青くなく、オレンジが濃いから♀成鳥?



これは肩羽が青っぽい?だから♂若鳥?



簡単に♀!と言い切る他人がいるが、果たして本当なのか?
個体差はないのか?濃淡は光線の具合にもよる?
野鳥の視覚はヒトと同様の可視光線(赤、青、緑の三原色)と紫外線A波を感知しているそうな。
紫外線で見ると違いが判るのかも?
結局、真実は本人にしか判らない?

どなたか教えてください。

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