かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

カワセミの専属ディレクターたち

いい天気なので近所を散歩した。
ビオトープ」のある池でカメラマンが集まっている。

 
お目当てはカワセミ
カワセミはどこにいっても人気者。
椅子まで用意して、長期戦の様相。

 
彼らは名(迷)ディレクター。
美しい絵を撮るために「演出」を惜しまない。
邪魔な草を刈り、枝を刺し、パン屑を浮かべる。
どうしてパン屑か?小魚が集まるから。なるほど、賢いディレクター。
 
「ヘッヘッ」
私は鼻で笑って、そんなディレクター達をパチリ。
カワセミなんかよりよっぽど面白い、と思う私は変わり者。
 
それよりも本池に浮かぶ4羽のカイツブリほうが気になる。
いたのはみんな若鳥か幼鳥。
「大西図鑑」(「日本の野鳥590」 平凡社)に載っている嘴が黒い「成鳥冬羽」が見つからない。
どこにいるのかなぁ…。

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