「生命の海」
海は「生み」。
約38億年前、私たちの最初のいのちは有害な放射線の届かない深海で誕生しました。
「生命の海」。
福島原発事故から9年。
新型コロナウィルスの渦中、東電と政府は福島第一原発の汚染水を、保管場所が足りないという理由で海洋放棄しようとしています。その量120万トン以上。
汚染水の海洋放出にはいろいろな問題があります。
・トリチウムの安全性が保証されていない。
・トリチウムは内部被ばくのリスクがある。
・陸上保管の用地確保の可能性がある。
・モルタル固化などの検討もされていない。
・トリチウム除去の技術開発が進んでいる。
・漁業関係者の合意が得られていない。などなど。
放射性物質「トリチウム」を含む処理水の処分を巡り、国内外の計約320の市民団体が21日、陸上での保管継続を国に求める共同声明を発表しました。
いま、経済産業省で、汚染処理水についての国民からの意見募集(パブリックコメント)が行われています。締め切りは5月15日。
自粛、ステイホームのこの時期にみんなで「汚染水の海洋放出反対」の意思を出しませんか?
「生命の海」を守るために。
参考資料はhttps://www.foejapan.org/energy/fukushima/200407.html