かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ハチクマの不思議

春のハチクマはいったい、どこから帰ってくるのだろう?
中国大陸沿いに朝鮮半島から入ってくるという。
サシバのような島伝いではなく、なぜそんな遠回りして帰ってくるのか。

太古の昔、日本列島がまだ大陸とつながっていた頃からの名残説。
休憩、食餌説。
去年生まれの幼鳥が帰ってこないのはその旅路の「辛さ」の証明なのか。
サシバの幼鳥は普通の小鳥と同じように帰ってくるというのに。

快晴。
こんな琵琶湖、見たことない。


一番乗りにすたすた登るのはNさん。私は2番目。

434年前、湖が血で染まるほどの戦いがこの地で繰り広げられたという。
くしくも陰暦の4月。
上空を渡るハチクマもその惨劇を見たのだろうか?








「きょうは7:3で♀が多いですね」とNさん。
何か訳があるのかな。
やっと♂。


昼前に柱になった。カップ麺片手にシャッターを切る。
フレームアウト。コンデジコンデジ。間に合わず。




15時撤収時で219羽。
こんな日はおそらく二度とないかもしれない。
連ちゃんで仕事を頑張ったご褒美かな?
素直にきょうの幸運を感謝しよう。
滋賀のNさん、白ピーヌさん、高槻のNさん、みなさんありがとう。

因みに翌日も快晴。一番乗り。
たったの2羽で正午に撤収という落ちもついた。
これもハチクマの不思議。



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