かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

繁殖の時期に思う

多かれ少なかれ、鳥たちは春のこの時期に子育てをします。
それは、豊富な餌があるからでしょう。
鳥たちは一生懸命です。

ツバメが巣材を探しています。泥と混ぜるつもりでしょう。


ここの軒下のツバメははや抱卵中?
住民からは歓迎されているようです。


ヒバリも巣材をくわえて。
地上に巣材を丸めて簡素な巣を作ります。


ダイサギが柳の小枝をくわえて巣に持ち帰ります。


コサギの巣内に青い卵が!


この小島。
むかし近隣住民の「声がうるさい!」の苦情対策に、とある団体の会長という「アドバイザー」の指導のもと、植栽を切った島。
木は枯れてサギたちは直接地面に巣作り。葛の蔓に覆われないうちに子育てしないと。
池の周りの空き地はいまや新興住宅地。後からやって来て勝手なもんです。
ここはもとからサギのコロニーだったのです。
アドバイザーはその後の様子を見に来られたのかな?

エナガだって。






スズメも。


みんなみんな忙しい。
懸命にいのちをつなごうとしている。

そして…。
6年前の画像。
もうこの巣はありません。木の間越しに光る眼が分かりますか?



伐採され、山が削られ、造成し、丸裸。



故意に繁殖を妨害し、それ今だ!とずたずた山に入る。
レッドリスト」から外れたら伐ってもいいのか?
「共生」ってなに?
生き物たちを犠牲にし、私利私欲を追い続ける土建国家ニッポン。
いつか罰が当たる。



スターマーク