かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

DIY ウッドデッキ完成!前編

興味のない方はスルーしてください。

「テラスにウッドデッキを!」

念願だったウッドデッキを完成させた。

ネット通販会社を検索して見つけ、見積依頼。
すぐに図面が届く。


「ふむふむ、なかなか親切やな」
吟味に吟味を重ねて結局注文。

仕事の帰り道に山を越えて引き取りに行く(送料が結構高かったのです)。
キットだから既に分包されてあり、難なく車に積められた。
全長2305mmの鼻隠しも入りました!
ただその重いこと。総重量は大人2~3人分だそうだ。


GW初日、開梱。「さあやるぞ!」
取説を読む。事前に穴あけの練習をするように書いてある。


これが練習用ウリン材。なるほど硬い。


ウリン。
クスノキ科の広葉樹で、ボルネオ島原産という。


耐久性と強度に優れた別名アイアンウッドの名の通り、超硬質木材。1996年に日本への輸出が解禁され、おもに屋外での浮き桟橋や公園、遊歩道など広く使用されてきている。ポリフェノールが大量に含まれており、強力な抗菌、防腐作用がある。
が、近々再び輸入規制になるという噂もある。
一方、中国では室内フローリング材としての需要が多く、それは靴を脱がない生活習慣から耐久性が求められているらしい。

硬いがゆえに施工が難しい。ビス止めは必ず下穴が必要。ビス締めには120N・m以上のトルクのインパクトドライバが必要なのです。


タイル張りのテラス。
ここにウッドデッキを作ります!


束6本を立て、大引き2本を乗せ、その上に床板を仮置き。




水準器で水平、傾きを調べます(タイル張りだから束石不要)。


束の底にゴムシートを貼って修正(庭側に3mm厚、建物側に1mm厚)したあと、束と大引きをビスで固定。
このゴムシートは天然ゴムではなく、クロロプレンという合成ゴム。耐熱性、耐寒性、耐老化性、耐候性に優れている。


次は床板の取り付け。
床板のすき間にスペーサーを入れて均一に並べます。


対面の寸法が同じ長さになるよう調整、直角を出します。
そのあと本締め。

まずは4mmのキリで下穴をあけ(木くずを外に出すためキリを入れたり出したりして)(梱包紐はビスがまっすぐ並ぶようにガイド線です)、大引きまで貫通させます。


皿もみキリに替えて面取り、


四角ビットに替えてNMSビスで締めます。


床板を取り付ければ鼻隠しを取り付け。
鼻隠しは床板より少し上げて取り付けるときれいに納まります。




ここまでできました。


楽しいですね。
きょうはここまで。明日は手すりを取り付けます。

続く。


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