かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

11月の河口

夜半に雨が降り、朝から北風が強い。
ミユビシギに会いたくて訪れた河口。
11月最初の海。
海を前にして口から出てくる歌は
♪うみーはすてきだなーこいしてるからさー♪
リガニーズ。あー古っ。


海水浴場には人影はなく、鳥影もない。
遥か遠方の中洲に鳥の影。
潮時は満潮か。
ダウンを羽織り、長靴に履き替え、三脚を担いで延々と歩く。

でかい流木。


びっしりと貝が。流れ流され幾年、やっと打ち上げられたのか。


貝採りの男性がひとり。
「潮を間違ったな」とぽつり。
ここは秋は入漁料が要らないそうな。


ようやく辿り着いた中州。




ダイゼンが美しかった。


山で育った私には海は魅力的だけれど、
広すぎてどこを見ればいいのか分からなくなってしまう。

今度、いつ来れるだろう。

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