鬼怒川決壊!
テレビに釘付けになった。
濁流の屋根の上のご夫婦と2頭の犬。
「早よ来たれや!」
「あかん、すべる!」
はらはらしながらもようやく救助された。
「よかった!」
武器持たず 活躍してる 自衛隊 (朝日川柳より)
家も車も流され、街は泥まみれ。
なのに、マイクを向けられるとへらへらと笑っている。
この「笑顔」ってなんだろう?
この「笑顔」を見るたびに胸がこみ上げてくる。
本当は悲しくてどうしようもないはずなのに。
「笑顔」の正体は、
「笑ってまぎらわすことしかできない」からか?
この「笑顔」って日本人特有のものかもしれない、とも思う。
「少しでも力に」と続々とボランティア。
「明日は我が身、出来る人がやらないと」。
泥かき、土嚢、水、炊き出し、おにぎり、牛丼、カレー…。
日本人で良かったと思う。