かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

「知らぬが仏」という歌

うどん好きがどきっとする歌があります。
 
昨日、NHKFMゴンチチの『世界の快適音楽セレクション -骨休めの音楽-』を聴いていたら、うどんの曲が流れてきて、思わず手を止めて聞き入ってしまいました。
 
それは渡辺哲在(わたなべてつあり)さんという、http://www.geocities.jp/mokusei_hp/live01pc.html 自称フォークシンガーが歌う「知らぬが仏」という歌。
 
なんのことはない、まずいうどん屋のことを歌っているのですが、
出汁とかコシとか、能書きばかり垂れている私のことを言われているような気になってどきっとしました。
 
ご本人のホームページを探して、ご本人了解のもと、歌詞を載せます。
いちど聴いてみてください。
 
「知らぬが仏」

駅前のうどん屋で、きつねうどんを食べたら、とってもまずい味でした。
うどんだけを作るお仕事なのに、どうしてこんなにまずいんだろう?
親父の腕が悪いのか?親父の舌が悪いのか?
それとも僕の舌が悪いのか?
そんなこと考えながら、のびてゆくうどんをすすっていたら、
親父はすごい笑顔で僕に言いました。
「うちのうどんは、そこらのうどんとは違うだろ!」
確かに違うので僕は「そうですね…」と答えました。

知らぬが仏で、知らぬが仏で、知らないことも幸せで。
知らぬが仏で、知らぬが仏で、ダシやコシがなくても
うどんはうどんなのだ。
うどんはうどんなのだ!

 

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