かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

散歩で出会ったハクセキレイ

誰もいない児童公園にハクセキレイがいた。
歩きながら上空を見上げている。



と、いきなり面白い格好をし始めた。
翼を震わせ、尾羽をピンと立てて、鳴きながら小走りに歩き出す。



嘴付け根が黄色く、第1回冬羽のようだ。



暫くすると別個体が降りてきた。この個体に向かってやっていたのだ。
成鳥♂か?



へんな格好もそこまで。
何事もなかったかのように距離を置いて歩いている。



幼鳥のこの行動、何だったんだろう?
おねだり給餌?それとも威嚇?
ある図鑑によると、ハクセキレイは冬も縄張り分散し、脅かしのディスプレイをするとある。これもそれなのか?幼鳥がする?まぁこの時期はもう幼鳥とは呼ばないが。

私たち人間は人間同士間の識別ができる能力はある。ただ他種の種内の識別能力まで及ばない。それは鳥にも言えることで、例えばハクセキレイは種内の識別をいとも簡単にしているはず。ただヒトも識別できているかは疑問だが(カラスはできるそうだが)。
人間も学習すればできるかもしれないが。

私にはこの次、ハクセキレイに会ってもこの前会った個体と同じかどうか識別できない。
残念なことに。
ただ団地周辺に縄張りを持つ個体だったら、また会えるかもしれない。
次、会った時どんな行動をするのか。注目しておこう。

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