かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

街に出かけたかけやん

かけやんは街が嫌い。

何日ぶりだろう?電車に乗るのは。
たしか、9月に雲台を買いに来て以来だ。
田舎者のかけやんは街が嫌い。なぜなら、思った通りに歩けないから。
なんと人の多いこと!しかも誰もマスクしていない!

きょうの用件は友人の個展を見に行くこと。
中嶋君 http://hirosi906.exblog.jp/
は昔勤めていた会社の写真部の仲間。お互いすでにその会社は辞めたが、中嶋君は今も写真を撮り続けているのだ。(私もだけど)

街に出たついでに写真展をはしごしよう。JALのマイルもチャージしておこう。

「都心に残る最後の一等地」大阪駅周辺は開発中で、大型クレーンがそびえ立つ。



案内状を頼りに裏道の小さなギャラリーにたどり着き、彼と再会。



10年以上前の写真部の同窓会以来。約30点の作品はすべてモノクロ。心象風景を得意とする彼のスタイルは以前と変わっていない。
「えらいなぁ」は褒め言葉。






信号待ちで目にしたクスノキ
街に来ると「緑」が懐かしく見える。



次はニコンサロン。ルイ・ヴィトン、フェラガモ…関係なしと。透明なエスカレーター。



新聞の情報で見つけていた写真展はズバリ!「もうひとつ」だった。それはかみさんも同じだったらしい。何か迫力に欠け、「人」が写っているのに「人の息」が伝わってこない。写真は難しいのだ。



次はキャノンギャラリー。ここは撮影禁止ということで入口だけ。
プロ・アマ集団の写真が展示されていた。中には足を止めて眼鏡を外して近寄ったものもあったが「うーん、こんなもんか?」
私が感動しないのは多分私の感性が欠けているからだとも思う。写真は難しい。多分「好き嫌い」で見ていると思う。それでいい、とも思う。




帰り道、地下道の植栽。街に来ると「緑」が懐かしい。でもやっぱり違う。
かけやんは街が嫌い。


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