①
ニイニイゼミ翅に色がついた小さな可愛い
セミ。どこに止まっているか、わかりますか?「チー」と連続音で鳴く。サクラの木に多いような気がします。市街地では
ヒヨドリが本種を食べるために減っているとか。ほんとうでしょうか?
ぬけがらは地上1m以下についていることが多く、泥だらけです。
②ヒグラシ
植林の中から突然、「カナカナカナ…」と鳴きだし、1匹が鳴き出すと他のも一斉に鳴きだしシンクロしているような。近づくとすぐに飛び立ちます。翅は透明。
③
アブラゼミ翅が油に濡れたような茶色の
セミ。色のついた
セミは外国では珍しいらしい。「ジリジリジリ」と暑苦しそうに鳴く。
④
クマゼミ別名カタビラ。日本一大きな
セミ。昔は少なくて捕まえたら嬉しかったが、現在は温暖化で増えて、街の公園はこればかりになった。内陸には見られなかったのが北に分布を広げています。都会のトビは本種を食べているそうです。「シャアシャアシャア」とうるさく鳴く。
我が
団地の踊り場にもやってきました。
セミは蛹にはならない「不
完全変態」
土中から這い出した幼虫は劇的に羽化する。
今朝もはやくから
クマゼミがうるさい。
だけど、暗い土中から抜け出して最後の「
セミ生」を
謳歌しているのだと思えば、
うるさい感情もすこしは薄らいでゆく。
「蝉時雨 鳴ける幸せ 聞ける幸せ」(字余り)