戸隠高原にて 2009前編
戸隠高原は遠い。
大阪から6時間はかかる。
けれど夏鳥のコーラスが手を取るように味わえる魅力的な所だ。
けれど遠い。
もっと近くに代替地はないものか。
名古屋在住の友人に訊いても戸隠高原に匹敵する場所はないという。
大阪から6時間はかかる。
けれど夏鳥のコーラスが手を取るように味わえる魅力的な所だ。
けれど遠い。
もっと近くに代替地はないものか。
名古屋在住の友人に訊いても戸隠高原に匹敵する場所はないという。
コルリがさえずっている。声はすれども姿は見えず。声のする方をなめるように探すといたいた、日陰の高い梢でさえずっている。コルリはいつも見つけにくい。
アオジのようなさえずりで、テンポが速い声。もしやノジコ?声の主を探すと、やはりノジコだった。アイリング確認。私は年に1回、ここでしか見ない。
ミズナラの幹を這いまわっているのはゴジュウカラ。
サンショウクイの♀が翼を振るわせて餌のおねだり。♂は忙しなく餌を探す。♂と♀で微妙に色合いが違うのがよく分かる。二人はできている!
アオジのようなさえずりで、テンポが速い声。もしやノジコ?声の主を探すと、やはりノジコだった。アイリング確認。私は年に1回、ここでしか見ない。
ミズナラの幹を這いまわっているのはゴジュウカラ。
サンショウクイの♀が翼を振るわせて餌のおねだり。♂は忙しなく餌を探す。♂と♀で微妙に色合いが違うのがよく分かる。二人はできている!
チラチラ見え隠れするのはアカゲラ。
愛想のいいミソサザイは木道の杭にも止まってさえずっている。近すぎて身動きとれず。 わずか10cmの身体で森中に響き渡る声。どこにそんなパワーが潜んでいるのか。地味だけど私の大好きな鳥、細い嘴はつま楊枝にできそう?
キビタキも♂♀どちらもいる。当たり前だけど、ここは彼らの繁殖地なのだ。
愛想のいいミソサザイは木道の杭にも止まってさえずっている。近すぎて身動きとれず。 わずか10cmの身体で森中に響き渡る声。どこにそんなパワーが潜んでいるのか。地味だけど私の大好きな鳥、細い嘴はつま楊枝にできそう?
キビタキも♂♀どちらもいる。当たり前だけど、ここは彼らの繁殖地なのだ。
戸隠高原に来出して何年になるだろう。年に1度だけど、欠かさず来ている。ある年は仕事の足の途中で一人で来た事もあったが、羨ましがるかみさんの顔を見るのが辛かった。一人で見るのと仲間で見るのとでは感激度がはるかに違うし、見つける確率も増える。「商店」の財政が許す限り、これからもみんなで来たいもの。
もちろんかみさん連れで。(続く)
もちろんかみさん連れで。(続く)