東京聖夜

「叫ぶ詩人の会」というグループを知っていますか？

出張帰り。
ひとりの夜の運転は気楽だが、心寂しい。
山間部の抜け道。
ノイズ混じりのカーラジオから初めて聴く歌が流れ出す。
「東京聖夜、東京聖夜」と歌うというより、叫ぶように。

X'マスソングのひとつとして紹介されたその歌は
X'マスには似つかわない内容だった。

強烈だった。頭の後ろがじんじん鳴った。

帰宅して検索してみた。
「叫ぶ詩人の会」というロック（パンク？）グループが昔歌っていた曲だった。
ドリアン助川氏もメンバーだったらしい。
何件か検索するうちに歌詞にたどり着いた。
http://gravity.blog53.fc2.com/blog-category-234.html
（このサイトは著作権に抵触しないのだろうか？リンクした私もいけないのだろうか？）

昔の曲だけど、この歌詞は今でも当てはまる。悲しいことに。
陽の当たらぬ都会の片隅で、
X'マスなんか「そんなの関係ねえ！」人たちが今も居る事実。
今夜もイルミネーションが輝く。
私ん家さえ良ければ、それでいいのだろうか？

その曲が入った中古CDをオークションで買った。
来週届く。
あなたにもぜひ聞いて欲しい。
よければいつでもお貸しします。