かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ヘイケボタル

ホタルを見に出かけた。
ここは都市近郊の改修された小川。
数匹のゲンジボタルゆらりゆらりと飛んでいる。
思ったよりも少ない。
次第に人が増えてくる。
蛍の数より人の数のほうが多い。
車のライトがまぶしい。
ドアの閉める大きい音。
懐中電灯がゆれる。
だんだん嫌気がさしてきた。
もっと静かに見たいなあ。

川から離れて水田沿いに歩くと
ちらちらと瞬くひかり。


ちょろちょろ流れる用水路にヘイケボタルを見つけた。
ヘイケはゲンジに似ているが、ちょっと小さい。


水田ときってもきれない関係のヘイケだが
廃田や休耕田が増えて少なくなってきているという。
保護活動もゲンジばかりがもてはやされるけど、
ヘイケもちゃんと保護しないと意味がない。

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