かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ヒレンジャク



きょうから3月。
我が団地に居着いていたヒレンジャク
3月に入ったとたん、いなくなった。
22日、2棟脇のピラカンサの実を啄ばんでいるのをかみさんが見つけた。
数えたら14羽。
それから次第に数が増え、最高28羽までに。
通学路に面しているピラカンサを人の気配を感じながら食べ続けていた。
1棟の我が家の部屋から写真が撮れた。
雨の日の昨日まで居着いていたのに。
今朝から一度も現われない…。

よく似たキレンジャクがヨーロッパまで広く分布しているのに対し、
ヒレンジャクは極東の限定特産種。
日本には冬鳥としてやってくるが、見るのはいつも春先。
年が明ける前は何処にいるのだろう?
繁殖の詳細も分かっていないらしい。

ちょうど一週間。
私たちを楽しませてくれた。
ありがとう。また来季も会えますよう。

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