2006-12-22 ブナ林 風景 重いザックを背負い、急斜面を息を切らして登りつめると、静かな林が迎えてくれた。ガスが漂っている。 太郎を眠らせ 次郎を眠らせ私には妻がいて子がいて孫がいて、寒がりで脂肪肝で。そんなことはここに来ればどうだっていい。来るものはすべて受け入れ、去るものもすべて受け入れる。何も言わない存在感。やわらかなブナが好きだ。 太郎を眠らせ 次郎を眠らせもうすぐ雪に覆われるだろう。私もここで眠りたい。