かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

虫を探して



きのうの大阪茨木の最高気温は17℃。セーター姿で十分だ。
近くの里山を虫を探して歩いた。
虫たちは今頃、どんな姿で何をしているのだろう。
「虫はいないか、虫はいないか」
いた!いたいた。

アキアカネ♂がトタンに止まって日光浴。
近づくと素早く飛び去ってしまう。
アキアカネは卵で越冬。

草むらをがさがさ歩くと、ホシササキリ?、オンブバッタ♂?
どちらも卵で越冬する。

稲のひこばえにコバネイナゴ
彼も卵で越冬。

ブロッコリーの株に幼虫を見つけた。検索するとモンシロチョウ。
ブロッコリーの葉を食べて幼虫で越冬。

柿の木に蓑虫。種名は分からない。
蓑虫(幼虫)で越冬。

蜜柑の木に尺取虫。種名が分からない。エダシャクの仲間だろうか。
それなら老熟した幼虫は秋に土中で蛹化し越冬する。

クヌギの樹洞にヨコヅナサシガメ
成虫で集団越冬。

虫たちは自分の余命を分かっているのだろうか。
親に会うこともなく、子供の顔を見ることもない。
それでもいのちの絆を受け継いで。
ヒトの時間単位ではけっして計れない、
彼らの「生き方」ってどんなだろう。

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