かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

オシドリ


近所の公園にオシドリがいる。
公園の池の真ん中には島があり、サギのコロニーとねぐらになっていて、その形から「ドーナツ池」と呼ばれている。
その池にカルガモハシビロガモヒドリガモカイツブリなどに交じってオシドリの♂が2羽いる。
散歩者が餌をあげるせいなのか、警戒心がない。飛んだところを見た事がない。
この夏、オシドリ♂1羽が越夏した。オシドリは暖地では留鳥。北へ移動する個体もいるが、ここドーナツ池で夏を越すのはいくら留鳥といえども、なにかアクシデントがあったと考えるのが普通だろう。羽でも傷めて飛べなかったのだろうか。
今いる2羽のどちらかが越夏した1羽かどうかは判らない。2羽とも飛べるかもしれない。飛べないかもしれない。飛ぶところを見ないとなんとも言えない。
土曜の午後の公園。子供らがキャッチボールをするそのすぐ横できれいなオシドリが浮かんでいる。

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