かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

護摩祈祷

きょうも暑い日。

お供えを持って宝池寺に向かいました。

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庵主さんからお茶をいただきました。そして、予定にはなかった護摩祈祷をしていただきました。f:id:kakeyan60am:20200830172206j:plain

 

護摩祈祷とは弘法大師により伝えられた、真言密教秘伝の修法で、お不動様の前で、煩悩の象徴である護摩木を米、お香、漢方薬、油などといっしょに燃やし、厄や災いを払い願望を清めて、願いが成就するようにお願いする修行のことだそうです。

 

護摩木に願い事を書きます。きょうはこれしか浮かびませんでした。f:id:kakeyan60am:20200830172319j:plain

用意ができました。

私はこの角度から正座して、庵主さんの修法を見ていました。庵主さんは一枚一枚丁寧に護摩木を読み上げられます。私の護摩木が読み上げられると、何故か涙がこぼれてきました。「私のために…」と思うと、なんとありがたいことでしょう。f:id:kakeyan60am:20200830172419j:plain

 

無事つつがなく終わった後、不思議な出来事を教えていただきました。

それは、先日、庵主さんが護摩壇を掃除されてピカピカになった後の出来事。

翌朝、護摩壇を見てみると、くっきりと蛇のうろこ模様が付いていたのです。それは大きくて、そこら中についています。まるで一晩そこでとぐろを巻いていたように。

うっすらうろこ模様が付いているのが分かりますか?f:id:kakeyan60am:20200830172527j:plain

庵主さん曰く、「この蛇はここの主かもしれない、無住寺から3年、やっとここまでこれたことを認められたような気がして…」。

私もそう思う。庵主さんの人となりが人や生き物を呼び寄せていると思う。

私は庵主さんに出会って良かった。

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