かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

中川五郎さん

先日の夕刊に中川五郎さんの記事が載っていた。

中川五郎さん、ご存知だろうか?
1970年代、高石友也岡林信康らとメッセージ色の濃い「関西フォーク」を牽引していた。

当時、高校3年生だった私は彼に会ったことがある。
それはラジオの公開放送番組。
学生服姿で参加していた私の目の前で、「受験生ブルース」の原曲を歌ってくれた。
あとで分かったことだが、中川五郎さんも私と同い年。そう高校3年生だったのです。
そして51年たった今も現役で歌い続けている。

さっそく、記事の感想を送った。

 51年前の中川五郎さん
 
 この記事を読んで、大昔の中川五郎さんとの出会いを思い出しました。
高校3年生の時、ラジオの公開放送で「MBSヤングタウン」に中川さんはゲストとして来られていました。
その時、ライブで「受験生ブルース」を歌われた。
高石友也の歌詞ではなく、オリジナルの歌詞で。
 
私は1949年生まれ、中川さんも同じ。高校3年生だったんですね!
もう51年も前のことを今もはっきりと覚えています。
シュプレヒコール」という言葉を覚えたのはそれからすぐのことでした。
 
今年70歳になる同い年。
「一台のリヤカーが立ち向かう」を聴きました。
まだばりばりで「反戦フォーク」を歌ってらっしゃる姿に涙が出ました。
 
私は、一昨年秋に「すい臓がん」が見つかりました。
現在抗がん剤治療中です。「副作用」との辛い闘いが続いています。
3年後の余命は15%とか。
 
中川さんの歌い続ける姿に勇気をいただきました。
応援しています。

きのう、荷物が届いた。
朝日新聞東京本社とある。
ひょっとしてCDが当たったかな?
開封したら短い文面とCDが入っていた。

 このたびは、中川五郎さんの「一語一会」のプレゼントにご応募いただき、ありがとうございます。CDアルバム「どうぞ裸になってください」を同封させていただきます。
 個人情報が含まれているので、転送はできませんでしたが、○○様のメールの内容を中川さんにお伝えしました。心から応援しています。
        
 朝日新聞文化くらし報道部・夕刊フィーチャー

そしてCDを開けると、なんと直筆のサインが!
嬉しかった。


早速聴いた。

♪運命運命運命 決まっていて変えられないもの
それが運命と思っていた 運命運命運命
でもよく見てごらん 運命という字を
命を運ぶって書くんだよ だれが命を運ぶのか
それはあなた自身 それはぼく自身
自分の命を運んでいこう 運命運命運命♪

中川五郎さん、いつまでも元気で頑張ってください。
私も負けません。
そして朝日新聞文化くらし報道部・夕刊フィーチャー様、CDありがとうございました。

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