かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

山田屋まんじゅう

「お父さん、山田屋のまんじゅう、あるで!」
かみさんがコープさんのパンフレットを見ながら声をかけた。
「ほんま!買うといて!」

数日後届く。
山田屋のまんじゅう。久しぶりやな。

早速ぱくり。うーん、この味。美味しいなぁ…。
これからはコープさんで買える!


そもそもの出会いは友人Sさんからいただいた。
その場で食べた。
「なにこれ?美味いなぁ!」
それから販売所を探り、近くの百貨店まで買いに行ったこともあった。

製造は愛媛県松山市。創業は慶応三年。一子相伝、親から子、子から孫へと継承された秘伝の製法で140年、現在は五代目だという。
江戸時代の先人もこの美味しいまんじゅうを食べていたのだ。

いまは亡き天野祐吉さんのしおりが入っていた。
まったく同感だ。
「CM天気図」懐かしいなぁ。
亡くなって3年半。未だに使い続ける山田屋さんの心意気が嬉しい。
それはこのまんじゅうの美味しさと結び合うような気がする。


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