かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

クマゼミ羽化

午後9時。
今夜もこじろうの散歩。
いつもの交差点、歩道。
カラタチの葉にぶらさがるセミ発見。
「おっ、クマゼミ!雄や」

 
散歩を終えて、再び撮影に。
自分の分身につかまり、じっと翅が乾くのを待っている。
車のライトに照らされても家路を急ぐ人には見えないらしい。
写真を撮っている私が不審がられる。
 
暗い土中で何年いたのだろう?
(クマゼミははっきり判ってないという)
大きな目に私はどんなふうに映っているのかい?
キミにとって地上の世界は極楽なんだろうか?
でもまだ大事な仕事が残っているよ。
キミの命を継ぐこと。
がんばれよ。

 
 
 

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