かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

吸水行動とは?

峠へと続く林道脇で仕事する。
道端には水が滲み出している。
 
そこへオナガアゲハが吸水にやってきた。

 
カラスアゲハもやってきた。
(残念ながらミヤマではなかった)

 
なんとニホンミツバチもやってきた!

 

 
これって「吸水行動」?
なぜ1箇所に集まる?
………?………まさか。………さては。
 
じ、じつは此処は先ほど私が○シ○をした所。
だからなのか?
 
後日、検索してみた。
こんな記事に到着した。
『チョウの吸水行動はアンモニアを摂取するため』
広島の大学教授=化学生態学=が水たまりや家畜、人のふん尿に集まり、水分を吸うチョウの「吸水行動」は、
アンモニアを摂取して繁殖活動に役立てるためだと突き止めた、という。
 
シロオビアゲハを学内で繁殖。吸水行動をさせて解剖したところ、アンモニアをナトリウムの1.16倍採取していたという。
このアンモニアを原料に体内でアミノ酸を合成、精子や精液タンパク質、胸部筋肉組織の製造に使っていることも判明。
受精に直接関わる有核精子の割合がアンモニアを摂取していない個体より約3割高いことも分かったという。
これらのデータはいずれも精子の競争や飛行力のアップなど、繁殖に有利になることから、
吸水行動は繁殖成功度を高めるためと結論づけている。
 
それはミツバチにも同様の機能があるということなのか。
ミツバチは水を巣に持ち帰り、冷却に使うことは聞いたことがあるが、
はたしてどうなのか。
でも働きバチって♀だよな。
 
ヒトの尿の成分は、約98%がで、タンパク質代謝で生じた尿素を約2%含み、その他、微量の塩素ナトリウムカリウムマグネシウムリン酸などのイオンクレアチニン、尿酸、アンモニアホルモンを含んでいるそうだ。
 
ミツバチが手の甲に止まり、汗を舐められた事がある。
それは塩分補給と聞いたが、
尿に集まるのも同じ行動なのかもしれない。
 
虫たちの不思議な行動の一部を垣間見た気がした。
これからもどんどん「マーキング」しよーっと(笑)
 
 
 
 

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