かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

信楽のコーヒーカップ

仕事の帰り道、信楽焼の工房に寄って来た。
コーヒーカップを探しに。
 
「しがらき顕三陶房」 http://www.ogawa-kenzo.com/ は信楽を見下ろす小高い丘の上にある。

 
5年前に買ったお気に入りのペアのコーヒーカップ
やや大ぶりで朝のカフェオレにはもってこいなのだ。

 
ひとつは割れて、残ったひとつも口が欠け、ひびが入り、貫入も入り、年季が出てきている。

 
ここらでいっそ、更新しようと窯元を訪ねてきたのだ。
 
作業場は民家風。

 
敷地内のあちこちに食器のモニュメント。このまま使えそう。

 
裏庭には沢からの水が。フキノトウが芽を出しそうな。いい感じ。

 
作業場をお邪魔した。
老齢のスタッフがていねいに作業されている。

 
同じものがないかと物色するとひとつだけ見つかった(左)。
同じ釉薬の違う形のもの(右)。これはこれでいい。

 
これなら皿はそのまま使えそうだ。
カップだけをふたつを買った。
陶主に事情を説明したら、半額にしていただいた。
 
帰宅して早速カフェオレを飲む。
うん、なかなかいい。

 
陶芸教室に通わなくなってもう何年になるだろう。
10年以上かな。
土や道具はそのままあるが、放ったらかし状態。
再開はいつになることやら。
陶器も「好み」の世界。
気に入ったものは買ったほうが手っ取り早い。
が、なかなかお気に入りは出てこない。
 
 

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