かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

はな天 2011

恒例の「はな天」。今年は北摂を飛び出して京都北部へやってきた。
今年で20回目。
 
きょうは風が強い。
 
今年は芽吹きがすこし遅い。
現地調達のコゴミも伸び出したところ。

 
林床にはミヤマカタバミが満開。
もちろんイワカガミやイカリソウなども咲いていたが、
私にはミヤマカタバミが嬉しかった。

 
集落のはずれでキッチンの開設。
事前調達のタラの芽とコシアブラ
ことし、タラの芽は苦労した。採り尽くされているのだ。
秘密の場所で何とか人数分を採集。
タラとコシアブラは微妙に芽吹き時期が違う。
同時に食べられるなんて。この苦労、分かるかな?

 
で、味のほうは?
やっぱりコシアブラに軍配かな?

 
観光地でもなく、名勝でもない、ふつうの里山
ことさらどうっていう風景じゃないけれど、
心が安らいでいくのがわかる。

 
山を見て、川を見て、花を見て、天ぷらに舌鼓を打ち、はしゃいで笑う私たち。
(ごめん、許可なく集合写真を載せました。ぼかしましたが)

 
でも忘れてはいけないこと。
それはここは地元の人の生活の場だということ。
汚さない、荒らさないは当たり前。
お邪魔しました。
また来年も来ます。たぶん。

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