かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ネザサ刈り 2010

きのうは「ネザサ刈り」をした。
ここ萩谷総合公園は開園12年になる。
ここでタカの渡り観察を始めて何年になるだろう?

園内の自然系ゾーン「チョウの里」は国蝶オオムラサキの生息地として種の保護・繁殖を目的とする環境保全ゾーン。



という名目はいいものの、保全=手を入れない、で放棄されたまま。
だから蔓やササが繁茂。暗い林になってしまっている。
昔はここで稲作をしていた痕跡があちこちにある。



園内の生き物を観察し続けている「もり・あお・くらぶ」が腰を上げ、ネザサを刈ろうと決めた。
保全とは手を入れてこその保全なのだ。

過去2年、雨で流れて、昨日は3年ぶり。
集まったのは子供3人含めて計8人とはちょっとさみしい。

早速作業開始。鎌だけの手作業。
元棚田跡は平地だから刈りやすいが、斜面は藪化しており、蔓で前へ進めず、苦戦。
私は刈り込み鋏で応戦。汗まみれ、埃まみれ。泣きっ面にブヨ攻撃。



休み休みしたが、へとへとになった。
その甲斐あって林はずいぶん明るくなった。
これでオオムラサキサシバが来てくれると嬉しいのだが…。



きょうは節々が痛い。

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