かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

実りの秋

近くの里山へ散歩に出かけた。
里山はすっかり秋色で、実りの秋だ。

ちょうど農家の人が脱穀作業をされていた。
なにか懐かしい風景。
そういえば子供の頃、人力の脱穀機で収穫したことがあったなあ。



柿はうっすら色づき始めている。
これは渋柿。熟す頃、ツグミシロハラが食べにくるだろう。
柴栗はたわわに実をつけ、はじけている。
柴栗は甘い。持って帰ろうかと思ったがやめといた。
殆どが虫食いだし、ネズミやイノシシの餌になるのだろう。
アケビもどっさりぶら下がっている。
メジロエナガが食べるのだろう。
どんぐりもいっぱい落ちている。



里の恵みはヒトだけのものではない。
里に生きる動物すべてのものだ。

ムカゴも鈴なり。家族分だけいただこう。
今夜はムカゴご飯か。


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