マダニとクサギカメムシ

私の天敵のひとつ。それはダニとカメムシ。

マダニ。正式にはヤマトマダニ（ダニ目マダニ科）だろうか。
林内をやぶこぎしたら、必ずと言っていいほど着いてくる。
動物の振動や二酸化炭素に反応するそうな。
知らずに放っておくと衣服の隙間から体内に入り吸血する。
むかし林内で道に迷い、やぶごきをしてたかられた。
股間に3匹吸血していた。
北海道では帰りの空港ロビーで気がついた。
首の後ろにべろんべろんのかたまり。今も噛み痕は残ったまま。
今の時期、防虫スプレーは必携だ。

クサギカメムシ（カメムシ目カメムシ科）
秋に成虫が大発生する。空を見ていると点々と飛んでいることがある。
車の隙間にも潜りこんで越冬する。臭い。
これはこのあいだ、車から出てきた越冬個体。

去年の秋、宿で寝ていたら臭い匂いがしてきて、首筋を何かが這っていた。
何気に手で払ったその時、強烈な傷みが首筋に伝わった。
思わず跳び起きて灯りを点け確認すると、クサギカメムシが枕元に這っている！
とにかくティッシュでくるんで室外へ。
首筋は赤く腫れあがっていて熱い！痛い！何があったんだろう？
タオルを浸して局部を冷やす。火傷している！カメムシの発したガスで火傷したようだ。
こんな事があるのだろうか？
それから一週間位は傷みは引かなかった。

私の首筋に今も残る二つの傷痕。
マダニとクサギカメムシは私の天敵だ。